トラックを運転する免許を取得しよう!
トラックドライバーにもいろいろ種類が
人手不足の昨今、トラックドライバーも引く手あまたな仕事の一つです。一言でトラックドライバーと言っても、運ぶ距離や荷物の種類などによって仕事内容はもちろん、拘束時間のスタイルや待遇などもまったく違ってきます。まず、運転するトラックの種類が大きさによってだいたい3つに分けられます。普通、中型、大型です。運転に必要な資格は後ほど詳しく説明します。さらに荷物を運ぶ距離も片道200~300kmぐらいの近距離(地場)、500kmぐらいまでの中距離、それ以上の長距離とで別れます。長距離の場合は泊りがけの仕事になることもあります。車が大きいほど、荷物を運ぶ距離も長くなるというのが一般的です。また、運ぶ荷物の種類や運び方、荷主との契約スタイルによって、定期便、ルート便、チャーター便、スポット便などと分類して呼ぶ場合もあります。

免許によって運転できる車が変わってくる
普通免許で運転できるのは車両総重量が5トン未満までの車で、積載量でいうと「2トン車」と呼ばれるものが多いです。運べるものに制限はありますが、これさえあれば立派にトラックドライバーとして就職することができます。最近はATのトラックも多いですが、もしこれから取得するのであればMTも運転できる免許を取ったほうが便利です。中型自動車免許は車両総重量11トン未満の「4トン車」が運転できる免許です。このタイプは運送、建設の現場で最もよく使われる車です。受験資格は「20歳以上で普通もしくは大型特殊免許を持っている期間が2年以上であること」です。大型自動車免許は車両総重量の制限がなく運転ができるトラックドライバー最高峰の免許です。受験資格は「21歳以上で普通もしくは大型特殊免許を持っている期間が3年以上」となります。免許をステップアップすることで収入の大幅アップを目指しましょう。